4人はスキーを終え部屋に戻った。
部屋に備えられたお風呂を先にそれぞれ光と理華が使い、丁度出てきたところだった。

光「ハァ、さっぱりした!」

理華「あったまったー♪」

麻子「二人とも出た!?さー、これから宴会よ!!」
光と理華は『ん?』と思い、テーブルに視線を落とすと、そこには溢れんばかりの酒が並んでいた。

光「ちょっ……、これどうしたの!?」

イズミ「今買ってきた」

光「うそでしょ、だって普通バレる―――」

イズミが光の言葉を遮り自慢気な顔で言う。

イズミ「ココには麻子ネェさんがいるのよ!!見なさい、このティーンを思わせない顔だちを……!!」


麻子「イ・ズ・ミ…?」

麻子は早ワザでイズミにヘッドロックをかけた。

……イズミが泡を吹いたのは言うまでもない。

――――――――

麻子「では、スキー・女四人旅を祝しまして、カンパーイ!!」

光・理華・イズミ「カンパーイ!!」

イズミ「うっまーーい!!」

理華「ちょっとイズミ、一気飲み!?」

イズミ「うめぇ!」

麻子「理華、何か問題でもあるの?」