光と理華が滑っている一方・・・・・・・


麻子「イズミ、そこで転べ!!」

麻子は小さい声でイズミに指示をだしている。イズミは麻子に親指を立てる合図をし、行動にでた。

イズミ「キャッッ……いたぁ~い!!」


シ~~~~ン……………


イズミの演技も虚しく、狙っていた獲物は既に滑り去っている。


イズミ「ちょっと麻子!!全然ダメダメじゃん!もう暗くなってきてんだけど!?」

麻子「知らないわよ!こっちだって最善つくしてんのよ……」

二人はがっくり肩を落とし、下まで滑ろうとした時だった。

???「……よ!………なさい!!」

イズミ「どっかでもめてる声しない??」

二人は声がする方に目を向けた。

理華「光、ちゃんと内股に力入れてっっ。ほらっ!もっとスピードに乗って!遅い!!!」

光(ヒ~~~……)

麻子・イズミ「………」

麻子「あの二人も相当、目立つわね……」

理華の意外な一面を知った三人であった…。