今日から1泊2日でスキー旅行。年が明けて、初めて4人が集合した。
光「ごめん、人身事故があって!」

麻子「遅いよ、光!!理華とあたしなんて30分も前に着いてたんだから!」

光は(学校もそれくらい早く来ればイイのに。)
と内心思ったが黙っていた。

イズミ「さっ、あと10分で新幹線出るよ!行こう!!」



ギリギリで越後湯沢に向かう新幹線に間に合った4人はそれぞれ片手に缶ジュースを持っている。
イズミ「なにはともあれ、みんな明けましておめでとう~!」

理華「おめでとー!」

光「今年もよろしく!」

麻子「かんぱーい!!」

イズミ「うーんうまいけど…これが酒だったらなぁ~。…よし!夜は宴会だ!」

光「ムリだよ。だってあたし
たち高校生だもん。」
イズミが待ってましたとばかりにニヤリと笑い、隣の麻子の肩に手を回した。

イズミ「私たちにはこのお方がついてるのよ。この顔を見て誰が疑うものですか!!」

麻子「あんだって?」