イズミ「理華、どうだった?」
たった今、期末試験の成績表が配られたとこだった。

理華「数学と体育がイマイチ。やっぱこの2教科は苦手…。」

イズミ「あたしも~!2が3教科もあるわ…。ってか5が家庭科しかないし!光は??」

光「3が2つあるけど、全体的にはまぁまぁかな。」

3人がそれぞれの成績表を交換して盛り上がる一方で、珍しく麻子がおとなしい。
その様子に気づいた3人が、励ますように言った。

理華「麻子、気にすることないよ。」

光「たかが期末だし。」

イズミ「どうせ、そんなに落ち込むほど悪くないんでしょ!?」
そういって、3人は麻子の成績表を覗いた。

『音楽以外オール5』

光・理華・イズミ「・・・」

―――――――

光「理華、帰ろっ」
部活を終えた光が迎えに来た。

理華「冬休みだね~☆補講にもひっかからなかったし!」

光「そうだねー。休み中、部活はあるんでしょ?」

理華「うん、24日までかな…クリスマス、どうする??」
光は、クリスマスと聞いてすごく幸せな気分になった。

光「どうしよっか。理華はどうしたい?」
そう聞くと、理華は恥ずかしがりながら言った。

理華「可愛いリング見つけて…一緒にしたいな。」