翌日、またまた岡村学校はざわついていた。
その原因はまたしても光と理華だ。
生徒たちはしきりに携帯を見ている。

イズミ「麻子!さっきチェンメきたんだけど見てみ!」

イズミが差し出した携帯には光と理華のキスの画像が映されていた。

イズミ「チェンメなんか滅多に来ない私にも来たってことは、かなり回ってるのかも…」

麻子(くそっ!かなりややっこしいな…)

イズミ「もしや、前にバイトで見たのってマジで光と理華だったりして!まぁ、下手なカップルより絵になってるけど…」

二人の喧嘩なら口は出さないが、周りが二人の障害になるのは麻子はなんとかしたかった。

麻子「イズミ、あたしとキスして!!」

イズミ「はぁっ!?」