一方、光と理華は屋上にいた。

理華「また助けてもらっちゃったね。ありがと、光♪」

光「いいよ」

理華「ずっと見ててくれたの…?」

光は顔を赤らめて理華に背を向けた。

光「…だって田村となんかあったら嫌だし!それで田村とくっついちゃったら……」


ギュッ


光の背中は理華の温かい体で包まれた。

理華「バカな光。あたしは光だけが好きなの。光だけの“彼女”だよ。他の人なんて考えられない――」

理華の言葉を遮って光は理華の唇を奪った。