「大丈夫」


軽く透き通った声がする。


「あっ大丈夫です」そう言って起き上がりながら、
声のする方へ見るとそこにはあの彼女がいた。


一気に顔が赤くなる…。

なんか言わなきゃ。あっぇ~っと…            
「あ、あの、はハンカチありがと」


緊張して声が高くなった。