「美涼…」

「ん?」

「拓真のこと好きなんだ…」

「うん…もしかして美雨も?」

「ちょっと相談にのってくれる?」

「あっ、うん」


2人で屋上に行った。


「あのね、私今自分の気持ちで悩んでて…。拓真が気になるような。でも、海斗の事目で追ったり…剣が気になったり…。一体誰が好きなんだろうって…」

「ん〜別に焦って考えなくても」

「へ?でも…」


「だって美雨は、拓真の優しさも、海斗の守ろうとしてくれてる心も、剣の明るさも知ってるんでしょ」

わかってるつもり…


「うん」