結局、零さんはカレーを3杯食べ、何故か一平と後片付けをすると言い、仲良く?というより一平いわく零さんがふざけるばっかりでほぼ一平が片付け、お母さんの泊まっていきなさいというお誘いを丁寧に断り、颯爽と帰っていったのでした。

はあ、いろいろあったけど楽しかったなっ。

お風呂の中で今日一日をゆっくり噛み締めるように思い出す。

なんか夢みたいだったけど、やっぱりいつもの日常のようなときもあって。

絆創膏が貼られた親指を眺めてみる。

零さんの親指にもある傷。あたしは零さんの親指に絆創膏を貼って、零さんはあたしの親指に絆創膏を貼ってくれた。

あたしはいつも零さんに救われてるけど。

零さんは誰に救われてるのかな。

きっと奇面組のみんなかなっ!

でも。

あたしもちょっとだけでも零さんを支えられたらいいなぁ…。

なんてねっ!えへへっ!