バカ野郎。
全部知ってて
ずっと真相探ってる俺を見て
楽しんでやがったなこいつ…。
ただ安心したのは
親父は間違った事をして
抹消されたわけでは
ないって事だ。
これで1つ肩の荷が
降りた………。
結局自分の手で
奴等に復讐する事は
できなかったけど、
罰を下したのは『神様』だった。
『神様』に逆らった罰だ。
そして、
今まで奴等に殺された
人間達からの罰。
俺はこれから先
どうやって罪を償っていこうか?
さすがに今さら
東雲神楽として
生きるつもりはない。
あの初めて殺った奴として
長く生きすぎた。
だからもうこのままでいい。
さて、
ここからは
俺の人生第二章の始まりだ。