「彩葉、俺と結婚して?」



「はい…///」




あたしは、彼氏である汀玲人から指輪を差し出された。



玲くんが夫になるなんて、夢みたい…。




「着けてあげる」



玲くんはそう言って、あたしの薬指に指輪を着けた。



「スゴい似合ってる」



玲くんの一言一言が本当に嬉しくて、自然と笑顔になっていくのが自分でも分かる。




「明後日、俺の母さんに紹介したいんだ」



「うん、ちょっと緊張するな~(笑)」



「大丈夫!

絶対彩葉のこと気にいるからさ」



「うん///」