彼女の名前はK。

まだ俺は彼女のこと、ブレザーについている小さいゴミほどにも気にしていなかった。

っていっても、まだ話したこともなかったし。(笑)

でも、Kの反対側の隣は彼女が前にコクってフラレた相手・・・

だから気まずかったのかわかんないけど、Kは俺に

「ねぇねぇ。」

話しかけてきた。

俺はビビッて、

「な、なにょ??」

噛んだ。(笑)

K「ぶっw」

Kに笑われた。

K「おったく(俺)って面白いんだね。」

俺は・・・

女と接するのが苦手だった。

だから

「あぁ」

無愛想な返事だった。

でも、Kは俺に毎日話しかけてきてくれた。

給食のときは、

「ご飯あんま食べれないから食べて。」

といって食べさせるくせに、

「まだいけるでしょ。」

といたずらに笑って俺の皿に山盛りに野菜を盛ってくる。

「そんなに食べれないよ・・・ブハッ」

Kに食べさせられる。

無理やりかよ。(笑)

でも、そんなKのことを、だんだん気にし始めていていた俺がいた。