…その笑顔は
やっぱり、悪魔みたい。
朱里には、適わないな……
「……ねぇ…
あたしたちって…カレカノってことでいいの??」
あたしは、廊下を歩いてる途中
そんなことを聞いた。
「…あれ、返事してなかった?」
「してないよ!!!」
大きな声で言うと
朱里は、あたしを抱き締めた。
さっきよりも
強く、優しく………
「……俺は…
李呼に一目惚れしてた。
最初は、顔が可愛いなって。
それだけだったんだ」
「……」
ちょっと、真剣な声になった。
……最初は…
見た目だけだったんだ…
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…