「奏君こっちよ」 そう言われて莉奈がいる部屋にとうされた。 そこには、酸素マスクを付けている莉奈がいた。 「彼氏さんですか? 最後に言葉をかけてあげて下さい。」 「最後なんて言うなよ! 莉奈はまだ死なねぇよ!!」 「奏?」 莉奈はそう言って酸素マスクを自分で外した。