嫌でも実感する。

あたしは、病気だということ。

怖い、怖いよぅ…


「奏、」
助けて!!

ヒュー

「あたし、死んじゃうんだ。」

ドォォン!!

「???
わりー、なんつった??」

「大好きって言ったの!!」

「知ってるし!!」




このまま、隠し通せるわけがない。
奏は優しいから、辛くてもずっと側に居てくれる。
だけど、そんな思いさせたくない。