あたしはお姫様抱っこされて保健室まで向かった。

それまで女子の騒ぎがあったけど何だろ....



「せぇ....?」


「ん..?」


星の手はいつの間にか大きくなっていた。

ゴツゴツして....


いいにおい....

石鹸の香り。

幼さなじみってこんな関係なんだ....

彼女みたい....

「眠い....」

「寝ろょ。連れてくから。」


「ありがと。..............スゥ。」


疲れがたまってんのかなぁ?部活はじめたばっかりだから.......



「馬鹿なやつ。俺がこんなに好きでもきずかないなんてどんだけ天然なんだょ」