福井先生が確認するよいにオレを見つめる
「いますけど。何か?」
「そうですか…。ははは…」
ははは?
オレ笑われてる?
「あの…」
疑問に思って福井先生に尋ねようとした時だった
『バサーーッ!』
机の上に積んであった会議の資料が雪崩のように落下した
しかも、オレの足に直撃
「いってーーー!!」
職員室に響く情けないオレの悲鳴
悲しくも福井先生には大笑いされる
な、情けない…
「くくく…!た、田崎先生最高っ!!」
「わ、笑ってないで、助けてくださいよ」
福井先生はまだニヤつきながらオレの足の上から山積みの資料をどけてくれた
足首がジンジンとする
「オレ…保健室で湿布もらってきます」
「何なら僕がおぶってきましょうか?」
このやろー!
福井先生め…
絶対楽しんでんだろー!!!