私の悲鳴と同時にがらりと教室のドアが開いた


「おー!みんな弁当かぁ!いいな母ちゃんの手作りかぁ?」


「田崎くんは彼女が作ってくれるだろ?」



教室に来た先生はちらっと私を見て、微かに微笑んだ



「いやぁ~?手料理とか食ったことないな~」



うっ!!!


先生ってばニヤケてる!!



先生の発言に教室はざわめく


「やっぱり彼女いんじゃん!!」


「美人?可愛い?」



クラスの男子(てか、ほぼ全員?)が興奮しながら先生につめよった



「おう!美人だし可愛いぞ!ただ…素直じゃねぇな…」