食事を終え、2人でお茶を飲んでいると、先生がすすっと私の隣に座ってきた



「ちょ、先生!狭い!」


「いいから。狭いくらいがちょうどいい」



そんなにくっつかれると…


また心臓がおかしくなっちゃう



「さ、食欲も満たされたし…残るは…」


先生の表情が変わった



さっきみたいな変態の顔じゃない


優しい笑顔…



「ゆっくりでいいから。今日のこと話してほしい」




先生は真剣な眼差しで私を見つめ、そっと私の手を握った



「長いけど…」


「いいよ。ちゃんと全部聞きたいから」



先生の暖かい手で、私は素直になれる



ゆっくり


じっくり



私は今日のことを先生に話した