「明日、ダチとか誘って映画にでも行こうかな~って」

あたしは、本当は行きたかった・・・・・

でもあたしは司より、バイトを優先してしまった―――。

「ごめん・・・明日は無理だよ、バイトだし・・・・・」

「そっ、かぁ~仕方ないよなぁ~涙の事情もあるし!」

と言って司はあたしの頭をワシャッと撫でた。

そして、しばらくの沈黙が続いた。

しばらくして


「じゃあ、またね☆」

「おぅ!」

手を振って帰るとすぐにバイトに出かけた。