「俺さ今年受験だからベースやめるって青龍のメンバーに言ったんだ」
『え・・?』
「メンバーみんなタメだから、解散するつもりだった」
『・・』
「もう、ヤリタイノカ分からなくなって軽い気持ちで赤城のバンドの練習見に行った」
『・・』
「俺と同じベースはどんな奴かなと思って探したら赤城を見つけた。最初は楽譜も見ないでヘッドホンで音楽聞きながらベース弾いてる適当な奴だと思った」
『スイマセン。』
「でも、目を閉じてベース弾き始めた時はびっくりした。こんな奴見たことねぇって感動した。」
『どーも。』
「赤城はベースが好きか?」
『大好きです!!』
「あはは、そうか。」