暫く歩くと、教室の前に来ていた。
その教室は、余り使われていない場所だ。
「入って」
そう言われ教室に入ると、女の子が3、4人居た。
「ここに連れてきた理由は何ですか?」
私がそう聞くと、1人の女の子がそれに答えた。
「あんた、弘人くんにも、慧くんにも気に入られてるようじゃないっ。だからあんたの事、潰してやろうと思ってさ。」
「別に私は!」
「顔が良い男なら、何でもいいって訳?ムカつくのよ、そういう女っ!ウブそうな顔して、男にすがってんでしょ?!」
「違う、そんなことしてないっ!」
「生意気な事言ってんじゃないわよっ!」
そう言い、女の子達は私に暴行をくわえだした。