「これ…プレゼント。恵美ちゃん、今日誕生日だよね。」


プレゼントを渡すと恵美ちゃんは袋を開け始めた。

中にいくつかのクッキーが見える。


「ご、ごめんね。こんな変な形のクッキーで…あたし、こおゆうのあんまり得意じゃまくて…食べたくなかったら食べなくていいからね。」


恵美ちゃんは袋から1つクッキーを取り出した。

そして一口クッキーをかじる。


「どうかな…?」


あたしは恐る恐る聞いてみた。