それからあたしは何時間もかけてクッキーを作った。

変な形になったけど、やっとクッキーが焼けた。

あたしはに窓際に座っていたおばあちゃんのところへいくつかクッキー持って行った。


「おばあちゃん!クッキーできたよ!」

「おぉ、よくできたねぇー。どれ、1つ味見を…」


あたしは不安げにおばあちゃんの顔を覗き込んだ。


「んん!おいしい!おばあちゃんのクッキーよりおいしいよ。」

「ほんと!?やったーありがとう。」


あたしはそこで何度も飛び跳ねて喜んだ。