どこを探してもおじいちゃんたちがいない。

台所…畑…寝室…

どこにもいない。


「もぉ、どこにいるのー。」


すると、どこからかおじいちゃんとおあばあちゃんの声が聞こえた。

あたしは、声がする方へ走り出した。