冷たい風が未来の肌にあたる。

でも、ユキがいるから寒くない…


「そうだ!おじいちゃんたちに名前を教えてあげなきゃ!」


ユキを床におろして勢いよく部屋をあとにした。

あたしは、一気に階段を駆け下りる。

早く知らせたかったから。