「もちろん!なんたって未来の誕生日だからな。」


お父さんはあたしの頭を軽くなでた。


「お兄ちゃんはどうする?」

「んーどおしよっかな。」

「お兄ちゃんも行こうよぉー。みんなで行きたいしー」

「分かったよ、じゃぁこの前のことチャラな。」

「この前のこと?」

「この前未来のお菓子食べたら怒ったじゃん。」

「そんなことあったっけ?」

「忘れたのかよ!ほんと未来はー」


話し合った結果、今度の日曜日に遊園地に行くことになった。


楽しい思い出になるはずだった…