「…あたしって何で雪先生のことが好きになったんだっけ…」


あたしは目を閉じて思い出していった。


雪先生との出会い…

30分の出来事…

いちご味の飴玉…


次から次へと思い出される雪先生との思い出。

だんだん幸せな気持ちになっていく…

そうだ…この気持ちだ…

雪先生に恋をしたのはこの気持ちを感じたから。

雪先生を好きになったのはこの気持ちに気づいたからだ…