あの日から雪先生と前のよおに話をするよおになった。

話しかけたり、話しかけられたり、

あたしは前のよおに塾が楽しくなった。

雪先生を好きだった頃のように…


ある日の放課後、恵美ちゃんがあたしに思わぬことを聞いてきた。


「未来…もしかしてなんだけど…」

「何?」

「雪先生の好きになってきたんじゃないの…?」


どきりとした。

背中に冷やりとなにかがはしる…