「これ…」


その箱を開けるときらきら光るものが見えた。

ハートのペンダント…

ハートは真っ赤な宝石で埋め尽くされている。

多岐君の想いを表しているみたいだった。


「ごめん、気に入らなかった…?」

「…ううん、すっごくかわいい!ありがと多岐君。」


あたしが喜んでいると多岐君がすっとペンダントを取った。