「…好きでいるよ。」

「……」

「ふられたとしても好きでいる…たぶんね。」


それを聞くとすっと力が抜けた。


あぁ、もういいや…


あたしは心の中でつぶやく。

雪先生には「そうですか…」とだけ言い、その後は黙りこんだ。

雪先生が話しかけてる気がしたけど、何も聞こえない…

勉強をしようと思っても、何も考えられない…