「亜里沙ちゃん…」

「私は友達でいるより、思い出になることを選んだんだよ…それも、嫌な思い出に…」

「…本当にそれでいいの?」

「うるさいな…これでいいんだよ!何もかも私のしてきたことは無駄だったんだよ!てか、なんであんたにこんなに話してんだろ…ばっかみたい…私、帰る。」


亜里沙ちゃんは立ち上がった。

あたしは亜里沙ちゃんの腕をつかんだ。