「なんでいつも私の大切なものばかり未来にとられるの!なんでみんないつも未来を選ぶの…」


亜里沙ちゃんは泣き出した。


「…亜里沙ちゃん?あの…」


あたしは亜里沙ちゃんの肩に触れようとした。


「さわらないで!」


亜里沙ちゃんはあたしの手をはたく。