「…どこにいるんだろ。」


声がした方へ走ったけど、それらしい人は誰も見当たらない。


「未来、二手に別れて探そ。そのほうが見つかりやすいと思うし。」

「そうだね、じゃぁ…あたしあっち探すわ!」

「うん、1時間後にまたここに集合ってことで。」

「分かった。」


そこであたしは恵美ちゃんと別れた。

あたしはまた走り出す。