「ごめん、未来…今までありがとう。大好きだ。」

「な、なに言ってんの?いつもみたいに言ってよ!『もー未来はー』って言ってよ!」

「ほんとごめんな。もう行かなくちゃ。」

「待って!みんな行かないで!あたしも連れてって!あたしを一人にしないで…」

「未来は生きて。未来は一人じゃない。大丈夫、大丈夫だから…」


そして、みんなは消えていった。


そこは観覧車の一番上…


それが最後のみんなと過ごす誕生日だった…