「っ…なんだよ…うざいんだよ!」


そお言うと、2人は教室から出て行った。

恵美ちゃんの方を向くと、まだうつむいたままだった。

あたしがあげたプレゼントを握り締めて…


「…恵美ちゃん…」


話しかけたけど、返事がない。

少しすると恵美ちゃんは歩き出した。

かばんを取り、教室を出て行く。

あたしは何もできず、ただそれを見ていた…