大好き

君に言われることを

なんど夢見たことだろう

大好き

君に言うことを

なんど心で決めただろう

どんなに願っても

どんなにおとなしくしていても

この願いが叶うことはなかった

君が言うことはもちろんなかった

それでも

言うことぐらいはできるんじゃないか

言うことぐらいは許してくれるんじゃないか

そんな淡い期待を抱いても

やっぱり願いが叶うことはなかった

君は言うことさえも

許そうとはしなかったから

だから



心の中で伝えるよ

これからも

伝えるから

いつか

感じ取ってください