「これだから、いやだったの!! 過去を聞いたことで、里花は立ち直れるの? 受け入れられるの? 自分の過去がないのよ!? 」 「あたし、夢みたんだ」 「夢?」 「夢というか、 自分でも薄々気づいてた 覚悟はしてたし 真実が知りたいの 」 「里花…」 「全部知ってるんでしょ?」