★綾乃side



「......ったく......バカじゃねーの?」





保健室に着くや否や、私に向かってそう言った。





「そんな言わなくてもいいじゃん......」



もう…。



でも……



「バスケボールくらい猿でもかわせるだろ」



「猿以下で悪かったわねっ」



「ククっ......♪」




いつも通り、言い合いできてる気がする……。




…良かった……――――