「ごめんね.........」




「え?」




足から顔をあげた。



.........泣いてる.........?




ロングヘアーが俺の好きなあのシャンプーの香りを放っている。




「.........ごめ...んね」




鼻すすって謝られても(笑)



「.........しょーくっ....んと喧嘩しちゃったの......」




大粒の涙が伝って落ちてる。ぐしょぐしょな顔。




「私のせいだから......ーーーーー」




最後まで待てなかった。



綾乃がもう一度口を開いた3秒後




綾乃の温もりを抱きしめていたんだ。