校門の角をまがると
剣に手を振ったはずの女の子たちがなんだか騒いでた。



「誰あれー?」

「超カワイくない?」



...どうしたんだろ??


「みんなどぅしたのかな?」


あたしは剣を見上げる。


「さぁな。また新しい興味でも現れたんじゃね?」


剣は“どーでもいい”というように
その場を通りすぎようとした。



その時