ベッドに座ると、あたしは

ハァ…と大きなため息をついた。


あんなに言い返していたが、

ホントは怖かったのだ。




お兄ちゃんから殴られるかもしれない…

ママから怒鳴られるかもしれない…

そんな恐怖を抱いていた。



晩御飯よーと呼ぶ声が聞こえた。


あたしの分は…あんなこと言い切った後だもん、
用意されていなかった。



お小遣いを持って、近くのコンビニに行くと。





「あっ…麻子」