よしよし、と頭を撫でるケンゴにパパの面影が重なる。 「パパっ…」 パパ、と泣きながら呼ぶあたしははたから見ればきっと変な人。 それでもいいや、って思った。 「どっか、行くか!」 「うん!」 すっかり打ち解けたあたしたちは二人でいろんなところを周った。 ゲーセンとかカラオケとか、お店とか。 ホントにパパが戻ってきてくれたみたいですごくうれしかった。