帰る途中、見たことない女に話しかけられた。



「あの…私、倉田友子って言います。ちょっといいですか?」



…誰や?



そう言って、近くの公園に移動した俺たち。



「……好きです」



しばらくだまっていた女の口からでたのはこの一言だった。



この制服…駅前の名門校やん。



ってか、何で俺を…?



「…ごめん。彼女おるから」



とりあえず、奈々がいるから断った。



「そうですか…いきなりすみませんでした」



そう言って、走り去ってしまった。