「もしかして…杏奈、落ち込んでる訳〜?」



「は?!まっ…まさか!」



希はふふっ♪と怪しい笑みを浮かべた。



「ま、頑張ってね」



「うん、ありがと!」





6時間目が終わり、私は先生に資料を職員室に運ぶことを頼まれた。



「重っ!!」



両手いっぱいの資料。



もうっ!何で私なのよっ。