そう思っ走り出したとき…


一瞬目の前が揺れた。



グラッ…



私はまたこけてしまった。


「ちょっ…杏奈、大丈夫?!」



「え…えへへ」


もう嫌〜今日はなんだかついてないかも。



占いちゃんと見てくるんだったよ〜!



「ありゃ、これはまた派手にやったね」



足を見ると、擦りむいて血が出ていた。



「あ…私ちょっと救護室行ってくるね!」



1人で行こうとしたのに。


「…俺も行く」



って里村くんも着いてきてくれた。