一週間後。



俺はいつも通りに登校していた。



「ったあ〜!!」



なんや?



女の叫び声…?



振り替えって近くによって見ると…



「はぁー」



こいつか。大きなため息が漏れてしまった。



「…何してん?」



そこにいたのは杏奈だった。



「隼人!!」



上目遣いで見上げた杏奈に…一瞬止まってしまった。


あ…やば。