「変な奴だね、そいつも。俺がぶっ飛ばそうか?」



『大丈夫だよ。変だけど、そんな悪い人には見えなかったし』



「ならいいけど。今日はもう早く寝よう。お風呂入っといで」



コクン…



「俺は先に寝るよ。おやすみ、リン」



わたしは大に手を小さく振った。