「八尋と同じ目・・・・・・」

思ってることが口に出たみたい。

お姉ちゃんは聞き逃さなかった。


「あっ忘れてた!!

 八尋くんって鈴のなんなの?」

八尋があたしの何かって??

そんなの分からない。

あたしが答えに困っていると


「ん――――――

 ごめん。質問簡単にしたほうがいいみたいだね。

 そうだなぁ・・・

 あっ八尋くんのこと好き??」

・・・・・・お姉ちゃん

簡単すぎて答えに困る。

でもいっか!!

大好きなお姉ちゃんだし。


「うん好きだよ。

 今日逢ったばっかりだけどね。」

正直に言うとお姉ちゃんは嬉しそうに『よかった』って言った。