「お姉ちゃん。

 あたしね色々あったの。

 今はまだ言えないけどいつか絶対に言うから・・・

 でも一人で抱え込んでるわけじゃないよ。

 友華が知ってる。

 だから大丈夫だよ!!」

あたしは精一杯自分の気持ちを伝えた。

伝わったかな?

分かってくれるかな?


少しだけ不安はあるけど

これ以上なんて言えばいいか分からない。


でもさすがお姉ちゃん。

ちゃんと理解してくれたの。


「うん。分かった!!

 お姉ちゃん待つよ。

 鈴が話してくれるのを。」


そう言って立ち上がった。

そのときのお姉ちゃんの表情はとってもキレイで八尋と同じ目をしていた。

澄んでいる目・・・